バッチリ身につく!韓国語単語の覚え方

言語学習に欠かせないもの、それは単語の暗記
どれだけ文法を習得しても、語彙がなければ文章や会話の意味を理解することができません。

私も韓国語学習を始めて以来かなり頑張って単語を覚えてきましたが、3000語くらい習得したあたりから、映画の台詞や文章の意味が格段に理解できるようになってきました
やっぱり単語は大切だなと実感します……!

TOTTO
今回は、私がずっと続けている単語の練習方法をご紹介します!

 

単語学習に大切なこと3つ

まず、私が単語を学習するにあたって大切にしていることがあります。
それがこちら。

  • インプットとアウトプットをセットで行うこと
  • 反復すること
  • 耳から覚えること

この3つの観点から、単語を習得するポイントについて書いていこうと思います。

 

1.インプットとアウトプット

私の単語習得方法は、簡単に言うと「暗記と単語テスト」です。

単語帳を赤シートで隠しながら覚えたり、何度もノートに書いて練習したり、それはそれで暗記の方法としてはアリだと思います。
ただ、それはあくまで単語を「インプット」しただけ。
覚えたものを記憶として定着させるためには「アウトプット」が必要です。
私は毎日、その日覚えた単語を定着させるために必ず単語テストを行っています。

暗記(=インプット)した単語を本当に覚えているかどうかを、単語テスト(=アウトプット)で確認する。
それが私にとっての単語学習の基本です。

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流れとしてはこんな感じです!

 

step.1 使う単語帳を決める

1.まずは何でもいいので単語帳を1冊準備します。
私は一番最初は「キクタン韓国語 入門編」を使いました。
キクタンは、2ページずつ「〇日目」という風に区切られているので、「今日はここからここまでの〇語を覚える!」という目標をたてやすくてオススメです。

 

step.2 日中にその日の分の単語を覚える

まずは「インプット」のフェーズ。
その日のノルマ(キクタンなら2ページ分)を暗記します。
通勤電車の中で単語帳をじっと眺めるだけでもよし、ノートに何度も書いて練習するもよし、とにかく単語を頭の中に叩き込みます

ちなみに私は、初級程度の単語の場合は単語帳を見て暗記するだけでしたが、だんだん難易度が上がってくると覚えにくくなってくるので、ノートに書いて覚える方法にシフトしました。

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その方法は別記事にアップしているのでこちらもぜひ見てほしいです!

⇒韓国語単語の暗記法【インプット編】

 

step.3 単語テスト

私の場合は、この単語テストを夜寝る前に行うと決めています。理由は特にありません。笑
ただ、毎日このタイミングでやる!と決めておいた方が、毎日のリズムが作りやすくていいんじゃないかなと思います。

単語テストは、単語帳の韓国語部分を隠し、日本語を見て韓国語をひたすらノートに書いていきます

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こんな感じで、殴り書き。
ちゃんと書けるかテストするだけなので、見た目の綺麗さとかは完全無視です。笑

間違えた単語や書けなかった単語には付箋を貼って、次の日にもう一度テストします。
つまり毎日の単語テストは、「その日覚えた分+前日までに間違えた分」を行うことになります。
こうして取りこぼしをなくしながら少しずつ進めていきます。

 

2.とにかく反復!

単語練習に必要な2つ目の要素は「反復」
先ほど紹介したやり方で単語を覚えていったとしても、時間が経つと確実に忘れます。
なので、とにかく繰り返し行うことで完全に定着させましょう!

以前覚えた単語もくりかえし復習

たとえば私は、単語テストする際に「その日覚えた分と前日間違えた分」に加えて、「以前覚えた単語10日分」を追加して行っていました。

そうなると毎日200語近くテストすることになりますが……笑
大変に感じるかもしれませんが、30分くらいあれば十分終わるので、慣れたら全然苦に感じませんでした。

同じ単語帳を何周も

単語帳が1冊終わったら、次の単語帳に進む前に2周目に入りましょう!
新しく単語を覚えるのではなく、すでに覚えた単語だけを「1日〇ページ」と範囲を決めてテストするのがおすすめ。
「この単語帳に載ってる単語はもう全部完全に覚えた!」と言えるくらいまでくりかえし続けることが大切です。

ちなみに私の場合は、単語帳が1冊終わると、新しい単語帳を買ってそっちを進めながら古い単語帳の反復も並行してやってました。
余裕がある方はそういう風に進めてもいいと思います。

 

3.耳から覚える

単語の練習は「見て覚える」とか「書いて覚える」に重点が行きがちですが、「聞いて覚える」ことも重要!

単語帳で覚えたつもりになっていた単語でも、実際聞いてみると聞き取れないということが結構あります。
それは単語を頭では記憶しているけど、耳では記憶していないから。
発音もセットで覚えるように心がけましょう。

音声データが付属している単語帳はそんなに珍しくないと思います。
私が愛用しているキクタンも、各単語を「韓国語→日本語→韓国語」の順でひたすら繰り返す音声がついているのでそれを利用しています。
私は音楽プレイヤーに入れて、電車の中などでシャッフルで流してます。聞き流すだけでも結構効果あります!

耳から覚えることによって、覚えた単語を「書ける」「読める」だけではなく、「聞こえる」ようにもなってきます!

 

自分の方法を確立しよう

私が実践している単語の練習方法をご紹介しました。
きっと単語の覚え方は学習者の数だけ存在していて、人によっていろんな工夫があるんじゃないかな~と思います。

大切なのは、自分に合ったやり方を見つけること!だと思います。
いろいろ試してみたり他の人のやり方を真似してみたりして自分流のやり方を確立することが、より効率的に単語を習得することにつながるんじゃないでしょうか。

今回紹介したのは私にはピッタリの方法で、かなり成果も実感しています。
あくまで一例ですが、少しでも単語の覚え方で悩んでいる方の参考になれたらな~と思います!

  • B!